北海道札幌市を拠点に活動。ゴーメディアCEO兼ウェブコンサルタント。ウェブ制作・SEO対策・広告運用まで広くこなしている。わからないことはお気軽にご質問ください。
オウンドメディアは分かりやすく言い換えると「企業が運営する集客サイト」です。
「オウンドメディア」のような横文字で言われると何となく自社には関係ない・大企業のプロモーション手法だ・数千万円の資金がかかるだろうと、敬遠されがちな存在です。
結論から言うとオウンドメディアは中小企業こそ積極的に取り入れる必要がありますし、必要資金も様々です。
オウンドメディア成功に必要な要素は唯一「時間」でしょう。
今日は何故中小企業にオウンドメディアが必要なのか専門用語無しで解説していきます。
オウンドメディアはブログ・日記じゃないですよ!
オウンドメディアというと中途半端に理解のあるような方はビジネスブログだと答えます。
もちろんビジネスブログではあるのですが、日記や趣味の話を書いたようなものではありません。
無駄はたった一つもあってはならない設計されたコラムを運用するのです。
これまでは会社のホームページで「いますぐ客」や御社の「ファン」は集客出来ていました。
しかし、新規顧客開拓は足を使った営業や広告運用、人脈に頼り切っていたのではないでしょうか。
オウンドメディアはそのような営業や広告などとは考え方が異なります。
オウンドメディアを運用する目的
もう御社の製品やサービスを欲しいと考えているお客さんはすでに「お客さん」です。
広告や会社のHP、営業活動などで確実成約させてください。
一方オウンドメディアで狙うターゲットは「今すぐ客」では無い潜在的なお客さんです。
すでに御社の製品をほしいと考えている人には苦労なく販売可能だと思いますが、オウンドメディアで狙うターゲットは潜在的または将来的に顧客になる見込みの層です。
潜在的な層なのでそれだけターゲットの母数も大きく、よりマーケティングの仕組みが必要になるのです。
価値が蓄積されるオウンドメディア
オウンドメディアが中小企業に必要だと考える理由に「価値の蓄積」があります。
広告や足を使った営業では基本的には価値の蓄積はされにくいです。
オウンドメディアであれば、作成したコラム記事などが理論上は半永久的に長い期間にわたって検索エンジンに表示されるので長くコツコツと集客を行ってくれます。
例えば、オウンドメディアの1記事で作れる成果が1年に1件だけだったとします。
これでは話にならないと思ったかもしれませんが、ターゲットは潜在層なので色々なアプローチが出来ます。
更に切り口を変えた記事を増やし12記事にしたとすれば単純計算ですが1年間で12成果、1か月間に1成果という予測は出来ます。
では、120記事… さらには600記事にしていけばのようにスケールアップしていきます。
実際はこんな単純計算の通りになりませんが、ある種の目安にはなります。
さらにこれは広告では無いので蓄積されていきます。
オウンドメディアは企業が運営するものなので広告費や維持費も無しです(サーバー代とかはかかりますが)。
オウンドメディア最大の課題「時間」
オウンドメディアのSEOで成果を出し始めるまでにかなり時間がかかることが最大の懸念です。
いくら資金を投入してもSEOを完全にコントロールすることは不可能です。
オウンドメディアは公開してから6か月、出来れば1年ほどは育てる期間となります。
なので、中小企業こそ最初のうちからコツコツと育てていくことでライバルや大手が簡単に参入できないように差をつけることが出来ます。
本質的な価値が重視される戦場ですので、資金力やリソースの大きさで勝敗は決まりません。
「時間」「質」が求められるので中小企業でも十分に参入する余地はあります。
オウンドメディアが育つまでに時間がかかるというデメリットを逆手にとって早くから仕掛けていくことが中小企業が大手やライバル企業を引き離すポイントでは無いでしょうか。
オウンドメディア戦略、相談乗ります
当社でもオウンドメディア戦略をトータルでサポートできるのでもしよければ相談してください。
オウンドメディアも広義の意味では単なるホームページなので、制作自体は10万円~くらいで安価で可能です。
大きく費用が掛かるとすれば「コンテンツ」でしょう。
コンテンツは御社で内製化していただき費用を抑えることも可能ですし、コンテンツの生産も当社にご依頼くださっても大丈夫です。